半年でTOEIC800点達成！「英語嫌いリーマン」の逆襲物語

はじめに

2024年7月中旬、何気ない昼休憩中の会話が、私の人生を大きく変えることになりました。

「なんか資格とか持ってる？TOEIC800点超えたら給料上がるよ！」

上司のその一言が、英語から逃げ続けていた私の背中を押しました。大学時代以来の再会となるTOEIC。それはまるで、バイト先の怖い店長との再会のような緊張感でした。

その日の帰り道、ふと立ち寄った書店で、TOEICコーナーの前に立ち尽くす私に、森香澄さん似の店員さんが声をかけてくれました。

「この2冊で、きっと人生が変わりますよ！」

おすすめされたのは「金のフレーズ」と「公式問題集11」。そのまま即決し、人生初のTOEIC対策が始まりました。

2ヶ月の努力の末、初受験で 765点（L:405 / R:370）を獲得。上司も驚く結果に。

「あと35点…」その数字が、次なる挑戦への原動力になりました。

3ヶ月後、2回目の試験で 820点（L:425 / R:395）を達成。

駅で外国人観光客に声をかけられた私。以前の自分なら逃げていた場面で、自然と道案内できていた。

これは点数以上の“副産物”。「学んだ英語が、自信になった瞬間」でした。

「無理」だと思っていたことが「できた」時の喜び。そしてその先にある新しい夢を追いかける楽しさ。

次の目標は900点。今度は私が、上司に「達成しました！」と報告する番です。